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2023年9月4日読了時間: 2分
私設の小売市場
『近代京都と文化』が刊行されました。650ページを越える大著です。これは、京大人文研において高木博志が主催した「近代文化と京都」班の成果をまとめた論集です。この中で、戦前の京都における小売市場を論じた、和田蕗・中川理「小売市場の普及に見る生活文化の近代的変容」という論考を収...
2023年7月24日読了時間: 2分
絵空事の意味(都市空間編成研究会7/17)
六録楼での昨日の研究会では、齋藤駿介さんが、戦時期の仙塩(仙台・塩竃)地方の国土計画・地方計画について発表してくれて、それについて議論をしました。とにかく調査・分析が丁寧で奥行きの深いものになっていてよかったのですが、その上で、浮かび上がってきたのは、計画を立案した内務省の...
2023年6月25日読了時間: 3分
広場メディア
6月17日(土)に京大人文研の高木博志さんの研究会に参加して、映画史の紙屋牧子の報告「明治大正期の日本映画と皇室のイメージ戦略」を聞いていろいろ議論をしてきました。とてもおもしろかった。報告の主題は、昭和天皇が皇太子の時の1921年に行った渡欧について、それを映画会社や新聞...
2023年6月3日読了時間: 2分
ポストモダン遺産
六録楼で開催された先日の文化財修復構造技術支援機構の理事会で、久しぶりに、建築探偵(KBS京都)で知られる円満字洋介さんといろいろ情報交換したのですが、その中で彼が今、ポストモダン建築遺産が気になっているという話がおもしろかった。例えば、六録楼のすぐそばにある写真のような建...
2023年5月30日読了時間: 2分
宮川町の賑わい
先日、六録楼に来られた大場修先生が、この建物の建設は大正期まで遡るだろうと見立ててくれました。おそらく京都の町家を一番見ていらっしゃる大場先生なので、なるほどと思いました。この建物は、戦前、宮川町の郭外に建設された座敷だと考えているのですが、確証はありません。ただ、花街とし...
2023年5月14日読了時間: 2分
住居法をめぐって(都市空間編成研究会5/12)
今回の研究会(於<六録楼>)は、堀内啓佑さんに自身の博士論文「戦前の日本における住居法の検討過程に関する建築史的研究」と、現在進めている住宅営団東京支所による住宅建設事業について、新たに発掘した史料から明らかにした内容について発表してもらいました。戦前の都市空間に関わる制度...
2023年5月4日読了時間: 2分
町家とモダンデザイン
昨日、法政大学の高村雅彦さん、建築家・北山恒さんと関康子さん、京町家の調査研究の第一人者・大場修さんなどの方々が、六録楼を訪ねてくれました。その後、北山さんらが手がけた町家の改修作品をみんなで見学させてもらいました(烏丸御池のタイポロジーハウス『住宅特集』2022年12月号...
2023年5月1日読了時間: 3分
マンション耐震改修の可能性
昨日、文化財修復構造技術支援機構(NPO ASSEC)の理事会を六録楼で開催しました。そこで、話題としてこのNPOを主導する西澤英和先生から日本マンション学会(2023京都大会)で発表したマンションの耐震改修について発表した内容について、改めて話をしてもらいました。1981...
2023年4月23日読了時間: 1分
テロワールの本
赤松加寿江さんがリードし、建築史、歴史学、地理学、経済史など多くの研究者が共同して行った研究成果が本になりました。テロワールと言うと、農業生産地の自然環境や地味として理解されがちですが、本来のフランスのワイン生産地を訪ねてみると、そこに関わる多様な人間の活動も重要な要素であ...
2023年4月19日読了時間: 1分
オープンハウス
2023年4月1日に設計者の一級建築士事務所expoさんが、<六録楼>のオープンハウスを実施しました。私も参加しましたが、なんと100名を超える参加がありました。みなさんおもしろがってくれていました。この建物をどうやって使っていくか。これからいろいろ試行してみようと思います。
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